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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【神奈川県 平塚市美術館】「湘南の美術館」訪問

こんにちは。前回の『平塚地下道ミュージアム』に続く「平塚」ぶらり散歩。今回は『平塚市美術館』の散策録です。
『平塚市美術館』は、前庭に展示されている屋外彫刻も充実しており、「湘南の美術・光」をメインテーマとする湘南地区を代表する美術館です。

平塚八幡宮

『平塚美術館』の開館は9時30分。まだ少し時間があるので、『平塚八幡宮』を参拝する事にします。平塚に来たからには、立ち寄らない訳にはいきませんね。

拝殿

『平塚八幡宮』は「相模六社」のひとつ。
御祭神は、応神天皇、神功皇后、武内宿禰の3柱。仁徳天皇の御代68年(380年)の創建と云われています。

「相模六社巡り」に関しては、以下の記事をご参考に!

献華殿

境内案内を見ると、ここは「献華殿」。
二の鳥居の横にありますが、何やら飾ってあるのが気になり、見に行くと日本全国の神社の絵馬を掛けた屏風が展示されています!

いやぁ…これは見応えありますね。美術館のコレクションを見ているかのよう。
2年程前に『平塚八幡宮』を参拝した時、「献華殿」は閉まっていたので、気が付きませんでしたが、こういう展示をしている神社は、あまり見掛けません。常設かどうかは不明。

まぁ、色々な絵柄の絵馬がありますね。観ていて飽きません。貴重なコレクションを見させて頂きました。

さて、時間になったので『平塚市美術館』へ向かいます。

Muロード

『平塚市美術館』前を通る「Muロード」。Museum Roadの略のようです。この通り沿いに美術館があります。

平塚市美術館

『平塚市美術館』入口前に到着。
位置的には、平塚市役所から徒歩3分程の場所にあります。

美術館の前庭に展示された「屋外彫刻」。ひとつひとつ、鑑賞していきます。

「コンストラクション♯115」

ホセ・デ・リベラ作

『平塚市美術館』で一番大きな屋外彫刻。
こういう大型作品は、どうやって創るのか、製作過程を見てみたいですね。

「意味の自由区 No.4-88」

湯原和夫 作

作品タイトルの解釈がなかなか難しい作品です。「コンストラクション♯115」とのコラボがいい感じ!

「大黒玉」

樋口健彦 作

作品名の通りの”黒い球体”。
特殊な方法で創られているらしく、シリーズ作品のようです。

「赤錆の幕舎」

保田晴彦 作

この方の「幕舎」シリーズは美術館や公園等、色々な場所に展示されています。

「海」

淀井敏夫 作

『平塚市美術館』屋外彫刻の中で、個人的に一番気に入った作品。同じ作者の方のシリーズ作品らしき彫刻が、国内のあちこちにあるようです。

「海の顕彰碑…渚」

船越保武 作

「座る女」

柳原義達 作

美術館のエントランスホールと展示ホールを繋ぐ真ん中の広場に展示されている2体の彫刻。「海の顕彰碑…渚」の”顕彰碑”って聞きなれない単語ですが、著名でない人の功績などを称えて、広く世間に知らしめる為に建てられた石碑の意味らしい。粋なタイトルです。

美術館に併設されたレストランの入口付近の彫刻。作品名、作者は不明。

Animal2007-01、02」

三沢厚彦 作

美術館のエントランスホールに入ると、大きな2体の「ユニコーン」がお出迎え。

2020年3月から1年間限定の展示が、2022年7月時点でも展示継続されていました。
写真撮影もOKで、とても絵になる2体。記念撮影にもピッタリです。
『平塚市美術館』のシンボルとして長く展示して欲しいですね。

広くて綺麗な館内。展示室は2階にあります。

手前の作品は、淀井敏夫氏の「海辺の女」。

工藤麻紀子展

現在開催中の展覧会『工藤麻紀子展 花が咲いて存在に気が付くみたいな』。
開催期間は、7月9日~9月11日まで。
美術館HPによると、工藤麻紀子氏の国内美術館初の個展との事。なお今回の展覧会は写真撮影OKでした。
観覧料は、一般800円/高大生500円。中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料。

展示室

展示室はこんな感じの雰囲気で、約120点の作品展示。

展示室には、工藤麻紀子氏の作品イメージに合わせて、こんなオブジェの展示もありました。
個人的に気に入った作品を何点か、ピックアップしてみました。

日常生活で出会った風景や物と夢の世界が混在した不思議な心象風景を描くのが、特徴のようです。長閑で何となく懐かしい雰囲気に溢れ、どの作品も綺麗な色合いです。

絵画の下に作品名が書かれたプレートが無く、入室の際に配られた一覧表を見ながら、作品名を確認するのですが、一覧表を無くしてしまい、全ての作品名がわかりません。
カピバラらしき動物が描かれている作品のタイトルが面白く、記憶に残っていたので、ネットで再確認しました。
作品名は『迷子か家出かポケモンかもしれない』!

工藤麻紀子氏は、平塚市にアトリエをかまえていた事もある”平塚にゆかりのある人”なのだそう。略歴を見ると、国内外の個展、グループ展で活躍され、国際的な評価も高い方のようです。

「気になる!大好き!これなぁに?こどもたちのセレクション」

もうひとつの企画展「こどもたちのセレクション」を鑑賞。

この企画展は定期的に開催されている「乳幼児とその保護者向けの展覧会鑑賞ツアー」で、乳幼児と美術作品との出会いの場を用意し、美術鑑賞を通じて親子のコミュニケーションを図ることを目的としたプログラムなのだそう。(平塚市美術館HPより引用)

写真撮影OKの作品が数点あったので、ご紹介。

「貌の遠近法」

林敬二 作

説明板によると、描かれている顔は、作家自身で、イチゴは生命を象徴しているのだそうです。

「緋奈々」

深堀隆介 作

ライブペインティングで描かれた作品のようです。パフォーマンス・アートって一度、見てみたい。

「聞こえる」

宮川慶子 作

「ペコちゃん」をテーマに製作された作品。
やはり、小さい頃から色々なアートを見て、右脳を刺激するのはいいんだろうなぁ。

「地を這うかたち」

保田晴彦 作

展示室と展示室の間の屋外作品を館内からガラス越しに鑑賞。

これにて、美術館散策は終了。
少し、駅から遠いかも知れませんが、ゆったり鑑賞ができる『平塚市美術館』。
再訪したくなる場所です。

基本情報

・名称:平塚市美術館
・住所:神奈川県平塚市西八幡1-3-3
・電話:0463-35-2111
・開館時間:9時30分~17時
・休館日:月曜、年末年始
 ※月曜祝日は、翌火曜休館
・駐車場:あり(有料)
 ※利用時間8~22時
・HP:平塚市美術館

アクセス

〇JR東海道本線
『平塚駅』下車、徒歩17分
※バス「美術館入口」徒歩1分
※バス「コンフォール平塚前」徒歩5分