こんにちは。今回は『小田原駅』周辺の散歩録です。
『小田原城址公園』内の『小田原城』『報徳二宮神社』を散策、複合商業施設『ミナカ小田原』にも立ち寄ってみました。
ちょっと小雨がぱらついていましたが、ここ最近、猛暑が続いていたので、散策にはピッタリ!
小田原駅
今回の散策スタート地点「小田原駅」のJR改札前。
天井から巨大な”小田原提灯”が吊るされています。童謡「お猿のかごや」の歌詞にも出てきますね。
「小田原城」が描かれた階段アート。
北条早雲公の像
小田原駅西口ロータリーにある彫刻「北条早雲公像」。
彫刻の台座部分が高く、見上げるように鑑賞します。高さ5.7m、重さ7tもあるそう。
駅の東口へ移動して、『ミナカ小田原』を散策します。
二宮金次郎像
小田原と言えば、やはりこの方「二宮金次郎」。
お馴染みの”薪を背負って、本を読み勉学に勤しむ姿”の像。東口通路に設置されています。二宮金次郎の像はこの後も何体か登場します!
ミナカ小田原
2020年12月オープンの小田原駅に直結する『ミナカ小田原』。
『ミナカ小田原』は14階のタワー棟と江戸・宿場町風「小田原新城下町」で構成される複合商業施設です。
江戸情緒あふれる佇まいの「小田原新城下町」。
「LAWSON」も宿場町風の造りですね。
金次郎広場
「小田原新城下町」3階の中庭的な「金次郎広場」。イベントスペースとしても使われているみたいです。
映画・二宮金次郎夫婦像
二宮金次郎の夫婦像と言うのも珍しいですね。2019年公開の映画「二宮金次郎」の夫婦像との事で、『ミナカ小田原』開業にあたり、設置されたようです。
展望足湯庭園
14階・屋上には「展望足湯庭園」があり、ちょっと立ち寄ってみます。足湯は無料で開放されています。3F「金次郎広場」から専用エレベーターを使って14Fへ。
足湯に浸かりながら、小田原市街を一望。夜景が綺麗そうですね。営業時間は10~19時。なお、位置的に『小田原城』は、足湯の正面からは見られません。
庭園の奥からの眺望。『小田原城』と『小田原城址公園』がよく見渡せます。
『ミナカ小田原』を後にして、『小田原城』へ。『ミナカ小田原』は帰りにもう一度、立ち寄ります。
『小田原城』には「お堀端通り」経由で城のお堀を目指します。時間にして約10分程度。商店街の歩道に埋め込まれた”道案内”を見ながら、歩いて行きます。
案内図
小田原駅から「お堀端通り」に入り、真っすぐ歩いて行くと、お堀が右手に見えてきます。さらに進むと正面入口「馬出門土橋」があり、ここを渡るコースで天守閣を目指します。
学橋
お堀が見え始めたら、その先には赤い橋「学橋」。
住吉橋
お堀を渡って城内へ。
銅門
「銅門」というと名前は、扉などに使われた飾り金具に、銅が使われた事に由来。現在の「銅門」は、平成9年に復元されたものなのだそう。重厚な雰囲気ですね。
ビャクシン
小田原市指定の天然記念物「ビャクシン」。遠くに見えるのは「銅門」です。
『小田原城址公園』には、「古木・巨木」が点在しているのも魅力のひとつです。
イヌマキ
この「イヌマキ」も小田原市指定の天然記念物。ビャクシンの近くにあります。思わず見入ってしまう存在感。『小田原城址公園』を訪れる度に、じっくり観賞しています。樹高は約20m、幹回りは4.5mほどある巨木です。
本丸の斜面に植栽されている「アジサイ」。もう時期は過ぎていますが、一部は見頃でした。『小田原城址公園』は、紫陽花の名所でもあります。
常磐木門
本丸の正門である「常磐木門」。現在のものは1971年に市制30周年事業として再建した門です。ここを抜けると天守閣が見えてきます。
天守閣
小田原市のシンボルである『小田原城 天守閣』。
1960年に市制20周年記念事業として復興。
今回は天守閣には上らず、本丸の散歩のみ。なお、天守閣への入館料は、一般/510円、小中学生/200円(2022年7月時点)。
城址本丸の巨マツ
「イヌマキ」に比べると、迫力に欠けますが、この「クロマツ」も小田原市指定の天然記念物、かつ「かながわの名木100選」にも選定されています。
樹高約30m、樹齢推定420年とされる古木・巨木です。松は虫に弱いイメージがありますが、その中で400年以上も残っている事が貴重なのだろうか。
小田原郷土文化館前の「クスノキ」。枝ぶりに迫力があり、写真を一枚。
城内で発見した小田原仕様のマンホールの蓋。
報徳二宮神社
『小田原城址公園』散策の最後に、園内にご鎮座する『報徳二宮神社』を参拝します。
二宮尊徳翁を御祭神とする、明治27年(1894年)創建の神社です。
三の鳥居越しの拝殿。社殿奥の森が神々しい雰囲気です。
拝殿
傘をさしながら、そぼ降る雨の中の参拝になりましたが、意外と風情がありますね。
雨に濡れた拝殿の屋根が光っていて、綺麗です。
二宮金次郎像
三の鳥居近くに佇む「二宮金次郎像」。
説明板に書かれている事が、なかなか興味深い。この像、貴重な一体なんですね。
『小田原城址公園』散策を終え、小田原駅に戻ります。
さて、帰りがけに『ミナカ小田原』に再び立ち寄り。本日、2度目の「二宮金次郎 夫婦像」とのご対面です。今度は、提灯にあかりが灯っていました。
建物内の提灯を眺められる休憩スペースを見つけて、しばし観賞。これだけ沢山の提灯が吊るされていると絵になりますね。
二宮金次郎のデザイン。
小田原城のデザイン。
そして、これは金太郎のデザイン。
小田原の隣りの街、神奈川県足柄に伝わる「金太郎伝説」。童謡「金太郎」の歌詞にも出てきますね。
これにて、今回の『小田原散歩』は終了。
『小田原城址公園』は桜の名所としても知られているので、次回は花見しながらの散策をしてみようか。
※『小田原城址公園』散策の過去記事です。
基本情報
〇小田原城址公園・小田原城
・住所:神奈川県小田原市城内3-22
・電話:0465-23-1373
・駐車場:なし
※周辺コインパーキング利用
・HP:https://odawaracastle.com/
〇報徳二宮神社
・住所:神奈川県小田原市城内8-10
・電話:0465-22-2250
・HP:https://www.ninomiya.or.jp/
〇ミナカ小田原
・住所:神奈川県小田原市栄町1-1-15
・電話:0465-22-1000
・駐車場:あり(有料)
・HP:https://www.minaka-odawara.jp/
アクセス
〇JR/小田急線
『小田原駅』下車