ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

西伊豆ドライブと富士山【だるま山高原/黄金崎/恋人岬/御浜岬】

こんにちは。今回は『静岡県・西伊豆』ドライブ紀行。
熱海・伊東・下田など、有名な温泉リゾートや観光施設が点在する「東伊豆」に比べて、地味なイメージがありますが、駿河湾越しに見える数々の富士山・絶景ビューポイントや美しい夕陽が見られるエリアとして、ドライブには最適!

今回のドライブコース

だるま山高原レストハウス ⇒ 西伊豆スカイライン(戸田駐車場)⇒ 黄金崎公園 ⇒ 恋人岬 ⇒ 旅人岬 ⇒ 御浜岬(諸口神社)⇒ 道の駅くるら戸田

だるま山高原レストハウス

修善寺駅から車で15~20分くらい、峠道の途中にある、見晴らしの良い『だるま山高原レストハウス』。富士山と駿河湾を見渡す絶景ポイントとして知られています。近くには、アニメ「ゆるキャン△2」にも登場したキャンプ場も。

展望台からの眺め。
駿河湾越しに見える富士山がいいですね。本日、最初の雄姿をパチリ。気持ちの良い朝の空気を吸って、小休憩した後、「西伊豆スカイライン」へ出発。

西伊豆スカイライン

戸田峠から土肥峠の約10.8㎞を結ぶ、西伊豆の尾根伝いを走る「西伊豆スカイライン」。小規模ではありますが、ところどころに駐車場が設けられており、周辺の景色を楽しむ事ができます。景色が良さそうな「戸田駐車場」に車を止めて、しばし散策。

このあたりは、尾根伝いをハイキングできるよう、クマザサの中に、このような登山道が整備されています。富士山が見える位置まで上ってみます。

なかなかの絶景!駐車場から達磨山への登山道が延びているのが見えます。

戸田港と、その先には『御浜岬』もきれいに見えますね。後ほど、岬の先端にご鎮座する神社に参拝もします。

黄金崎公園

『黄金崎公園』に到着。
西伊豆は、夕陽の名所が点在するエリアですが、『黄金崎公園』も”夕陽を浴びて岬全体が黄金色に輝く”と言うところから名付けられた名称。伊豆半島を代表するジオサイトです。

駐車場が2か所あり、岬の突き当りにある駐車場へ。

荒々しい岩場と青い海が、いい雰囲気です。

なんか特徴のある地形だな~と思って眺めていると、こんな看板が。

馬ロック

「馬ロック」!
見事なまでに”馬”の形をした岩壁ですね。「日本奇石百景」?なるものに選定されている模様。

遊歩道の入口。きれいに整備されているので、歩きやすいです。

岬の先端まで続いている遊歩道。起伏があって面白そう。

ところどころに設けられた展望スペース。

岬の先端への最後の階段。

岬の先端には「富士見の丘」なる展望台が。

「富士見の丘」からの眺望。やはり、西伊豆は海越しに見る富士山が魅力的です。
散策を終了し、次の目的地『恋人岬』へ。

恋人岬

『恋人岬』駐車場入口に到着。国道136号沿いにあります。
駅のホームみたいですね。次の駅は「けっこん」だそう。
恋人たちのみならず、ファミリー、友達同士など多くの観光客に人気のスポットです。

大きな手のモニュメントが表す”I Love you”のハンドサイン。「こいびとみさき」の看板の隣りに設置されています。海が見えて記念撮影の場所にはピッタリ。

恋人岬遊歩道

駐車場の奥の森を抜け「展望デッキ」まで下って行きます。700m、約15分の距離。

森を抜け視界が開けてきます。そこからは、ボードウォークの遊歩道が続きます。
愛称「手をつなぐみち」!命名者の方の名前まで載っています。決定したのは2月14日、バレンタインデーなんですね。

遠くに海を見ながら、遊歩道を下って行きます。気持ちの良い場所ですね。

「展望台」へ行く前に、「金の鐘」と「メガネ記念碑」に立ち寄ります。
上の写真は「金の鐘」と呼ばれるベル。グアムにある恋人岬と提携関係を結んだ際に、贈られたものだそう。『恋人岬』と名の付く岬は、他にもあり、Google先生によると、新潟県柏崎市と和歌山県すさみ町にもあるようです。
よ~く見ると、5円玉と10円玉がいっぱい!

「金の鐘」の隣りには「メガネ記念碑」。遊歩道竣工の記念碑のようです。勿論、オブジェに空いた穴に富士山を入れて、写真を一枚。

「展望台」に到着。ここでも富士山が綺麗に見えますね。
デッキの先端に「ラブコールベル」と名付けれた鐘があるのですが、カップルの方が、動画撮影をしていたので写真は割愛。鐘よりもパブリックアートが気になります。

「AMORE(アモーレ)」と言う重岡健治氏の作品。伊豆にゆかりのある彫刻家なのだそう。それにしても絶景。富士山とのコラボは絵になりますね。
尚、次の目的地『旅人岬』にも重岡健治氏の作品が設置されています。

旅人岬

『旅人岬』に到着。土肥温泉の近く、17号線沿いにあるパーキングエリアで、駿河湾に沈む夕陽がきれいなスポットです。

駐車可能台数20台程度の小さなパーキングなので、お目当てのパブリックアートをすぐに発見!どうやら、所帯をお持ちになられたようですね。重岡健治氏の作品「家族」。

さて、次の目的地の『御浜岬』の諸口神社へ。

御浜岬

『御浜岬』の地形は、砂嘴(さし)と呼ばれるもので、駿河湾の海流に運ばれた土砂が、湾の入り口部分に帯状にたまってできたとの事。
駿河湾は日本一深い湾で、様々な海洋生物が棲んでおり、戸田港には、深海に棲むタカアシガニや深海魚なども水揚げされます。

灯台近くのパーキングエリアに駐車。御浜岬の戸田湾側は海水浴場なので、夏の間は有料なのかも知れませんが、5月下旬時点は無料。人出もまばらです。この岬の先端にご鎮座する『諸口神社』を参拝します。

堤防に上がり、駿河湾越しの富士山を遠望。

諸口神社

2年振りの参拝。『西伊豆ドライブ』のたびに立ち寄りたくなる神社です。
朱の鳥居、富士山、透き通った綺麗な海。この組み合わせが素晴らしい。夏の海水浴以外のオフ・シーズンは静かで良い所です。

主祭神は、弟橘姫命(おとたちばなひめのみこと)。
境内掲示板によると、創建は不詳も、「延喜式神名帳」から「もろき姫、国玉姫、橘姫」が祀られていたとされ、現在の社名「諸口」も「もろき」に由来すると推察、女神と言う事もあり、古来より弁天様と同一視され、この地域の漁民の崇敬を受けてきたとの事。

道の駅くるら戸田

帰りがけに立ち寄った『道の駅くるら戸田』。
沼津市にはじめてオープンした「道の駅」との事で、源泉かけ流しの日帰り温泉も併設されています。

漁港の街だけあって、軽食も”魚関係”が多いです。人気No.2 の「戸田深海ザメバーガー」を食べてみましたが、結構旨かった!

お土産はこれ、「戸田塩 本にがり」。ミネラル豊富な海洋深層水です。炊飯時に1滴入れると美味しく炊きあがります。マグネシウムをたくさん含んでいるからですね。

これにて『西伊豆ドライブ』は終了。
東京・神奈川からのアクセスも良く、定期的にドライブしたくなるエリアです。

基本情報

〇だるま山高原レストハウス
・住所:静岡県伊豆市大沢1018-1
・電話:0558-72‐0595
・駐車場:あり(無料)
 ※レストラン営業時間/10時~16時30分
〇黄金崎公園
・住所:静岡県賀茂郡西伊豆宇久須3566-7
・電話:0558-52-1114
・入園:見学自由
・駐車場:あり(無料)
 ※GW・夏季期間は有料
〇恋人岬
・住所:静岡県伊豆市小下田3135-7
・電話:0558-99-0270
・駐車場:あり(無料)
 ※見学自由、売店営業時間/9~17時 
〇旅人岬
・住所:静岡県伊豆市小土肥
・電話:0558-98-1212
・駐車場:あり(無料)
 ※見学自由
〇御浜岬・諸口神社
・住所:静岡県沼津市戸田2710
・駐車場:あり
〇道の駅「くるら戸田」
・住所:静岡県沼津市戸田1294-3
・電話:0558-94-5151
 ※売店営業時間/10~18時