ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

『東京臨海副都心』アートとオブジェと花を巡る散歩・前編【東京ビックサイト・シンボルプロムナード公園・お台場】

こんにちは。東京臨海副都心に位置する「お台場」「有明」「青海」をつなぐ遊歩道が公園になっている『シンボルプロムナード公園』を散策します。
『シンボルプロムナード公園』は3つのエリアで構成された総延長約4キロの細長い公園で、東京臨海副都心内では最大規模の公園。今回は、パブリックアート、オブジェ、印象的な外観の建築物、そして季節の花々を見ながら、まったり散歩します。

国際展示場駅

りんかい線『国際展示場駅』。今回の散策はここからスタート。
変わった外観の駅舎ですが、幌馬車をモチーフにしているとの事。

ランニングコース

ランニングコースの人型のオブジェが気に入ったので、写真を一枚。
ここからスタートし、「お台場海浜公園」展望デッキが折り返し地点になります。コース上1㎞毎に、このオブジェが距離表示として設置されています。

花の広場

漢字「花」の大きなオブジェ。何ともストレートな表現!

「花」のオブジェの先には、なだらかな丘一面に植えられたパンジー。散策できるように小道も設けられています。冬から春はパンジー、初夏から秋はペチュニアに彩られます。

東京ビッグサイト

逆三角形の形態をしたユニークな造りは、いつ見ても「バブリーな外観だなぁ」と感じてしまう「東京ビックサイト会議棟」。一度見たら、忘れられない外観は、定期的に見たくなります。

1996年のオープンなので、もう25年以上前の建築物なのですが、新築っぽくも見えます。時代を超えた斬新なデザインがそう感じさせるのかも知れませんが、逆三角形部分の外壁にチタンを使用している事が、美観を保っている要因なのかと。

この角度から見ると、スターウォーズ帝国の逆襲に出てくる”AT-ATウォーカー”を連想してしまいます。

「雲のオブジェ」

『東京ビックサイト』公式HPによると、このオブジェは「雲のオブジェ」と名付けられています。展示場の屋上やデッキなど13か所に設置されており、超自然をテーマにした13の要素「地球、星、山、島、家、雨、風、波、光、稲妻、卵、実、結晶」が上部の白い膜によって表現されているとの事。

東京ビックサイトの庭園より

庭園にある建造物を見学します。階段、デッキ、ベンチ等、やはり、何となく”バブリー”な雰囲気がありますね。比較的、綺麗に維持されているのでビックリ。

「Saw, Sawing」

クレス・オルデンバーグ作

大地を切っているかのような”巨大なノコギリ”。超大型のパブリックアートです。
初見の時のインパクトが大きい面白い作品かと思いますが、作品のメッセージとしては、”問題解決のプロセス”を表現しているとの事。ちょっと難解ですね。

「七つの泉」

長澤英俊 作

同じものが庭園内に7つあります。柱からは水が流れ、池に注ぎ込む構造になっています。庭園全体を使ったパブリックアートですね。

東京ベイコート倶楽部

センタープロムナードをお台場方面に進んで行くと、左手にゴージャスな外観の建物が見えてきます。完全会員制ホテル「東京ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」です。ホテルに隣接する公園へ下りて、建物の真下から見上げてみます。

水の広場公園

有明西運河を中央に挟んで、東側と西側に分かれている公園で、全体が運河の水際に面した細長い公園です。写真は「東京ベイコート倶楽部」近くのカスケード広場と呼ばれるエリア付近。ベンチもあるし、空いているので、まったりするには良い穴場ですね。

夢の大橋

有明西運河に架かる、江東区有明(東京ビックサイト側)と青海(パレットタウン側)を結ぶ歩行者・自転車専用の橋。全長360m、幅最大60mの日本一幅広い歩道橋なのだそうです。大きな橋の割には、通行者が少ないので、開放感たっぷり。

橋の途中に「江戸の文化」と「東京の文化」をテーマにしたタイルが、たくさん埋め込まれています。その中から何枚かピックアップしてみました。上の写真は「江戸の文化」の”女の髪型”と”手拭尽”。面白いですね。

「東京の文化」のタイルから、”浅草サンバカーニバル”と”臨港六区の紋章・木花鳥”。

夢の広場

「夢の大橋」を渡り切ると、小道のある庭園風のエリアに到着。今の季節はパンジーが植えられていますね。洋風のような日本風のような不思議な空間です。

テレポートブリッジ

台場地区と青海地区を結ぶ全長341mの歩行者専用橋。橋を支える斜めに傾いた巨大な主塔が素晴らしい建築物ですね。

「東京テレポート駅」駅前広場に設置されている記念撮影用の”TOKYO”のオブジェ。
文字の隙間に入ったり、皆さん思い思いのポーズで撮影していました。

サインオブジェのバク。シンボルプロムナード公園「夢の広場」の待ち合わせ等に利用されているようです。「夢の広場」の「夢」から着想を得て、夢を食べるバクにしたとの事。

面白い形に刈り込まれた植木に目が留まり、写真を一枚。臨海副都心まちづくり協議会『花と緑のおもてなしプロジェクト』の一環として、花と緑による装飾で街の景観に取り組んでいる花壇なのだそう。

パレットタウン

大規模再開発に伴い、昨年末より各施設、順次終了する「パレットタウン」。20年以上の歴史に幕を閉じます。

メガウェブは2021年年末に既に閉館、ヴィーナスフォートが今月末、大観覧車も2022年8月31日に閉館予定。跡地には2025年秋の開業を目指し、大型多目的アリーナ・複合商業施設が建設されるみたいです。

フジテレビとダイバーシティ東京が見えてきました。もうすぐ「お台場」です。

実物大ユニコーンガンダム立像

いつ見てもカッコいい「ユニコーンガンダム立像」。圧倒的存在感ですね。

全高約20mもある巨大なオブジェ。近くで見ると大迫力です。夜はライトアップもされます。

チューリップフェスティバル2022

ちょうど臨海副都心チューリップフェスティバル2022が開催中。300品種16万球のチューリップがシンボルプロムナード公園の花壇に植えられています。4月中旬まで開催されています。

時期的にチューリップには少し早いかな…と思っていましたが、そんな事はない!
全体的にはまだ満開ではないのですが、場所によってはほぼ満開。写真はダイバーシティ東京前の花壇の様子ですが、色とりどりの花が咲き乱れていました。チューリップ目当ての散策ではなかったので、何だか得した気分。

チューリップとガンダムのコラボ。

桜もちょうど見頃。”陽光”と言う品種で、アマギヨシノとカンヒザクラの交配品種だそう。チューリップ花壇の中に植林されています。チューリップと桜のコラボもいいですね。

自由の炎

ナポレオン3世の勝利の象徴としてフランス人の彫刻家マルククーチェリエが作成、「日本におけるフランス年」を記念し、フランスから贈呈された全高約27mもある巨大なオブジェ像。

自由の女神像

お台場海浜公園の展望デッキに到着。見晴らし抜群の高所から「レインボーブリッジ」を眺望します。
写真は、お馴染み、お台場の「自由の女神像」。オブジェ「自由の炎」と同様、1998年~99年の「日本におけるフランス年」を記念し、フランスで1889年に製作された「自由の女神像」が1年間限定で公開。しかし、像のフランス帰国を惜しむ声が高まり、フランス政府からレプリカ製作の承認を正式に受け、本物のフランスの自由の女神から型を取って造られたのが現在の像です。

ラフくん

フジテレビ前に立ち寄り、マスコットキャラクター「ラフくん」の写真を一枚。
しかし、このキャラの名前を憶えている人は、あまり多くないかも知れませんね。筆者も”青いスヌーピーみたいなやつ"としか出てきませんでした。

8のロゴオブジェ

車寄せにあった”8のロゴオブジェ”。昔はフジテレビと言うよりも、8チャンと呼ばれていたような気がします。

この後、『テレコムセンター』へ移動しますが、長くなってしまうので今回はここまで。次回に続きます。

基本情報

〇東京ビックサイト
・住所:江東区有明3-11-1
・電話:03-5530-1111
・駐車場:あり(有料)
・HP:https://www.bigsight.jp/

〇シンボルプロムナード公園
・住所:江東区青海1-1
・電話:03-5500-2455
・入園:見学自由
・駐車場:あり(有料)
・HP:シンボルプロムナード公園|海上公園なび

アクセス

〇りんかい線
『国際展示場』『東京テレポート』下車
〇新交通ゆりかもめ
『有明』『お台場海浜公園』下車

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