こんにちは。神奈川県相模原市にある『西門買物公園道路』へ行ってきました。
あの”岡本太郎氏”作の彫刻・パブリックアート『呼ぶ赤い手、青い手』が設置されている通りです。国道16号線を相模原警察署前の信号をJR横浜線「相模原駅」方面へ、通称
「西門買物公園通り」と呼ばれる道路を進んで行くと、道の両側に一際目立つ、赤と青の巨大な手の形をした彫刻が目に飛び込んできます。
「呼ぶ赤い手、青い手」
岡本太郎 作
”赤い手”の側から”青い手”とのツーショット。
岡本太郎氏のエネルギーの塊のようなものを感じます。まさに「芸術は爆発だ」。
今回はなかなか贅沢なパブリックアート鑑賞です。
まずは”赤い手”からじっくり鑑賞。
設置されたのは1982年なので、もう40年近く前の事。この通りにある「西門商店街」の依頼により、岡本太郎氏が製作。商店街協同組合が地域の活性化や芸術振興を目的として、同じ神奈川県川崎市出身の岡本太郎氏にお願いしたらしい。
作品の後ろから鑑賞。
”力強い拳の部分”と”反り返る大きな指”が素晴らしいですね。
道路の反対側に渡り、”青い手”の側から”赤い手”とのツーショット。
よ~く見ると、”赤い手”はパーのような手で、中指が若干前に出ている形であるのに対して、”青い手”は、中指・薬指・小指を少し曲げ、人差し指を立てている形なんですね。
「西門買物公園通り」は桜並木が見事な場所。「かながわ花の名所100選」にも選定されている「相模原市役所さくら通り」と合せて、桜の開花時には、”桜トンネル”が楽しめる相模原市の名所です。今年はパブリックアートとのコラボを見に来ようかな。
西門商店街
「JR相模原駅」からは1㎞くらい離れたところにあるいわゆる”昭和レトロ”な「西門商店街」。昔は活況を呈したものの、近年は郊外の大型店舗出店や店主の高齢化などの影響により、シャッター街になってしまっているのが少し寂しい。
シャッターアート
何だか小学生が描いた絵らしきものが施されたシャッターが多いと思い調べてみたら、「西門商店街」活性化の取組みとして描かれた”シャッターアート”らしい。
びっくりするのは、これは地元小学生「相模原市立富士見小学校5年1組」の生徒達33名による「西門ってスゴいもん!」プロジェクトで、2021年12月時点、クラウドファンディングで資金を募っている事。シャッターアートは、活性化の為の”Step1”だそうです。
この文房部屋さんのシャッターアートは、なかなかレベルが高いですね。全部、小学生達が描いたものでしょうか。是非とも応援したいプロジェクトです。
「呼ぶ赤い手、青い手」は、2009年、市に寄贈されていますが、相模原のシンボルとして、末永く残して欲しいですね。
基本情報
・名称:「呼ぶ赤い手、青い手」
(西門買物公園道路)
・住所:相模原市中央区矢部1-3-13
・駐車場:なし
※24時間見学自由
アクセス
〇JR横浜線
『相模原駅』より徒歩14分
『矢部駅』より徒歩14分
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