こんにちは。今回は鎌倉の『長谷寺』の期間限定”紅葉ライトアップ”の紹介です。
写真は2019年開催の様子ですが、11月中旬から12月中旬に開催される”紅葉ライトアップ”は毎年恒例のイベントで、鎌倉の晩秋の風物詩とも言えます。
2021年の開催は、11月20日(土)~12月12日(日)。すでに開催中で、日没ととも紅葉と寺院がライトアップされ、幻想的な世界をつくりだします。
山門
まだ日没前の山門。赤い大きな提灯と松の木の枝ぶりが情緒たっぷりです。
〇長谷寺の概要
・山号:海光山
・院号:慈照院
・宗派:浄土宗
・創建:天平八年(736年)
・本尊:十一面観音
・別称:長谷観音
紅葉ライトアップ
山門付近にある二つの池、「放生池」と「妙智池」につくられた池泉回遊式庭園の”紅葉ライトアップ”。まだ薄暮から暗くなるまでの様子をじっくり観賞するのがお薦め。
緑色や青色に変化する石塔。刻一刻と変化していく夕暮れ時と紅葉と寺院のライトアップのコラボは中々の絶景。
地蔵堂
たくさんのお地蔵さんと紅葉ライトアップのコラボが風情ありますね。斜面に立ち並ぶ”千体地蔵”は圧倒的です。
鐘楼
薄暮の鐘楼もライトアップされ、いい雰囲気を醸し出しています。
観音堂
すっかり日も暮れて、青く照らされ、妖し気な雰囲気も漂う観音堂。
観音堂のまわりに置かれている石像・銅像も夜に見ると、全然違う雰囲気ですね。
『長谷寺』には2か所に「仏足石」があり、ひとつは上の写真の観音堂近く、もうひとつは、山門近くの池のほとりに置かれています。
阿弥陀堂
阿弥陀堂のライトアップも観音堂同様の青い世界。
弁天窟
鳥居の先には、弁財天や十六童子が彫られている洞窟。洞窟って何だかワクワクしますね。『長谷寺』の見どころのひとつです。
弁天窟内に御鎮座する弁財天像。ライトアップにより赤や青に照らし出されます。なかなかお目にかかれない幻想的な空間なので、しばし観賞。
書院
部分的にライトアップされた夜の枯山水の庭園がアートっぽく見えます。
紅葉時期の鎌倉お寺めぐりをされる方は、拝観・観光の締めとして『長谷寺』の”紅葉ライトアップ”をプチ旅に組み入れるのがお薦めです。
基本情報
・名称:長谷寺
・住所:鎌倉市長谷2-11-2
・電話:0467-22-6300
・開門時間:3~9月/8~17時
10~2月/8~16時30分
※紅葉ライトアップは期間内、日没~18時30分迄
・拝観料:大人400円、小学生200円
※2021年11月時点
・駐車場:あり(有料)
・公式HP:鎌倉 長谷寺
アクセス
〇江ノ電
『長谷駅』より徒歩5分
〇JR横須賀線
『鎌倉駅』より徒歩25分
※バス利用「長谷観音」下車徒歩5分
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