こんにちは。今回は『新横浜駅』周辺をぶらり散歩します。
『日産スタジアム』と『横浜アリーナ』の2大イベント施設を抱え、スポーツとコンサートのイメージが強い『新横浜』。イベント開催日には、たくさんの人々で賑わいます。
新横浜駅
横浜の新幹線停車駅の『新横浜駅』と駅ビル『キュービックプラザ新横浜』。
今回の散歩はここからスタート。
サッカーワールドカップ開催地の記念碑
駅前西広場の設置されている2002年日韓W杯のモニュメント。本当に目立たない場所にあります。見た目の通り、World Cupの「W」とサッカーボールをモチーフにした作品で、日韓ワールドカップの決勝戦開催地記念として製作されたようです。
「ふれあいの像」
串田保二 作
日韓W杯のモニュメントの隣に設置されている彫刻・パブリックアート。やはり目立たない場所にあるので、この彫刻の存在すら知らない方が多いかも知れません。鳩と戯れる少年少女像が平和を感じさせます。少女像の左手の甲の反り返りが躍動感があっていいですね。
新横浜プリンスホテル
円柱形の高層ビルが、『新横浜』のシンボル的な存在の『新横浜プリンスホテル』。
『新横浜プリンスホテル』を真下から眺めます。円柱形ビルとしては日本一の高さらしい。
吹き抜けのロビーと青い電飾のエスカレーターがいい雰囲気です。ソファーに座って、コンビニで買ったコーヒーを飲みながらしばし休憩。
モクオラ ディキシーダイナー新横浜店
ハワイのローカルフードが楽しめる人気のカフェ。新横浜プリンスホテルに隣接したショッピングプラザ「プリンス ペペ」1階にあります。お店のロゴマークが気になり、写真を一枚。
『新横浜プリンスホテル』から『横浜アリーナ』へ向かいます。写真の右手前の建物が『横浜アリーナ』です。
横浜アリーナ
最大収容人数1万7千人の多目的ホール。同日の同時間帯に『日産スタジアム』でサッカー等のイベント、『横浜アリーナ』で人気アーチスト公演が重なると、駅周辺は、帰宅ラッシュで大混雑します。
「異・空間」
内田晴之 作
『横浜アリーナ』入場口の隅のほうに設置されているパブリックアート。ライブ等の混んでいる時には、全く目立たないかも知れませんね。朝一の誰もいない時間に、じっくり鑑賞します。
『横浜アリーナ』側から見ると、作品の隙間から見える向こう側の景色が面白い。
内田晴之 作
しゃがんで空を見上げるのもいいですね。作品タイトル「異・空間」とはこういう見え方を指しているのだろうか。
ヨコアリくん
『横浜アリーナ』にはオリジナルキャラクターがいて、それが「ヨコアリくん」。
ちょっと怪しそうな”ゆるキャラ”ですね。
『横浜アリーナ』の略称「横アリ」からダジャレで「ヨコアリくん」を誕生させてしまったのだろう。『横浜アリーナ』に住むアリと言う設定で、変身・分身の術を使う事が出来ると言う、筋金入りの”ゆるキャラ”だ。
入口ドアには「ヨコアリくん」のステッカー。
ど~んと置かれた”ヨコアリくん天然水"専用の巨大自販機を発見。
もともと『横浜アリーナ』開業30周年を記念して、期間限定で販売されていた商品みたいですが、2021年7月から再販売中。評判が良いなら定番商品にする事も検討もしているらしい。しかし、自販機内の見本36本、全て「ヨコアリくん天然水」なのは壮観ですな。
商品名は「ヨコアリくんのうれし涙」。新潟県南魚沼の湧水を使用、軟水で評判もいいらしい。果たして”新横浜名物”になれるのかどうか。
自販機の横に何やら書かれている「ヨコアリくん」のつぶやき。
「デザインはともかく、水は美味しいです」
「写真撮ったら、映えるよ!」
「喉が渇いていなくても、水は持っているだけで助かるよね?」
「手頃な横浜土産?」
「水にこだわりあっても、なくてもどうですか?」
「最近涙が出るくらい、笑ったことありますか?」
『横浜アリーナ』から『日産スタジアム』へ向かいます。
写真は『横浜アリーナ』脇の紅葉。何だか、都市部の木々の色づきもここ数日間で随分と進んだような気がします。
『横浜アリーナ』の裏にある「ペガサス新横浜保育園」のペガサスのオブジェが気になり、写真を一枚。円筒系の構造物の中には、らせん階段があり、各階と繋がっているようだ。
ガーデンシティ新横浜プロジェクト
「F・マリノス通り」に到着。歩道の真ん中に花壇を発見。2019年~2021年に、ラグビーワールドカップ、東京2020オリンピック・パラリンピックが開催された事もあり、「花と緑にあふれる環境先進都市」横浜が実感できる取組の一環としての地域プロジェクトのようだ。
ちょうど、秋バラが咲いており、まったり観賞。
歩道に整備された花壇も綺麗です。
ここのすぐ近くに新横浜の名所『新横浜ラーメン博物館』があるのですが、まだ開店前なので今回は立ち寄らず。
さんかくはし
『新横浜駅』前から「F・マリノス通り」を真っすぐに進むと「さんかくはし」に辿り着きます。橋を渡れば『日産スタジアム』はもう少しです。
『日産スタジアム』の東ゲート側の入口に到着。
イチョウがだいぶ色づいています。
日産スタジアム
『日産スタジアム』到着。スタジアム外周を散策してみます。
正式名称は「横浜国際総合競技場」。ネーミングライツ契約により『日産スタジアム』の呼称となっています。日産自動車と契約する前は、「ヨココク」と呼んでいたような…。
『日産スタジアム』全景を見る為に、JR小机駅側の土手から眺めます。このあたりは遊歩道が整備されており、朝のジョギングをされている方が多いです。
メッシュアート
山本 誠 作(トータルデザイン)
東ゲート前の広場にあるパブリックアート。全部で8本のメッシュアート・シンボル柱が建っており、中に入っているオブジェは、異なるアーティストの作品のようです。
写真の手前の作品は、作品名/T.A.K.O、作家/高宮邦彦、凧をイメージした作品らしい。
「ヨコハマフィーバー2002 (YOKOHAMA FEVER 2002)」
同じく、東ゲート前の広場にあるワールドカップ関連のパブリックアート。2002年開催の日韓ワールドカップを記念して、フランスの彫刻家ピエール・マテール氏により製作されたとの事。
時計塔もサッカーを意識したデザインになっていますね。
「地から/RisingRose,Rising Iris」
川上喜三郎 作
何とも巨大なパブリックアートを発見。北ゲート 管理事務所駐車場付近にそびえ立っています。かながわ・ゆめ国体(1998年)のシンボルであった炬火台を移設したとの事。神奈川県の花である”ユリ”、横浜市の花である”バラ”をモチーフにしているらしく、高さは国体開催を記念して、開催年と同じ19.98m。
2002年W杯決勝のモニュメント
『日産スタジアム』正面にある「2002年FIFAワールドカップ決勝戦開催」の記念碑。
決勝は「ブラジル対ドイツ」で、ブラジルが2-0でドイツを下しています。その前の1998年のフランス大会で、ブラジルはジダン選手率いるフランスと決勝で闘い、3-0で完敗。その雪辱を果たしたんですね。
ドイツのゴールキーパー「オリバー・カーン選手」の手形。体格が良く野性味溢れる選手だったので、覚えていらっしゃる方も多いと思います。しかし、日韓W杯開催から、もう20年近くも経つなんて、時が流れるのは早いですね。
基本情報
〇横浜アリーナ
・住所:横浜市港北区新横浜3-10
・電話:045-474-4000
・駐車場:なし
・公式HP:横浜アリーナ
〇日産スタジアム
・住所:横浜市港北区小机町3300
・電話:045-477‐5000
・駐車場:あり(有料)
※第1・第2駐車場/7~22時
第3駐車場/7時30分~22時
・公式HP:https://www.nissan-stadium.jp/
アクセス
〇JR/市営地下鉄『新横浜駅』より
・横浜アリーナ:徒歩7分
・日産スタジアム:徒歩10分
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新横浜駅⇒新横浜プリンスホテル⇒横浜アリーナ⇒日産スタジアム