『小田原城菊花展』観賞と『神社参拝』のプチ旅【小田原市小田原城址公園・報徳二宮神社】

こんにちは。
ちょうど各地で「菊花展」が開催されている季節なので、今回は、神奈川県小田原市の『小田原城址公園』で行われる『小田原城菊花展』と小田原城に隣接する『報徳二宮神社』の紹介です。
「菊花展」は昨年訪問した時のものですが、小田原城のミニチュアを小菊で飾った展示が素晴らしく、今年開催の「菊花展」においても同様の展示がある模様。2021年の開催期間は11月3日～11月15日です。

巨大提灯

『小田原駅』のシンボル”巨大提灯”。2019年の台風19号により、一部破損した為に一旦、撤去されていましたが、2020年8月に新しく架け替えられました。高さ4.5m、直径2.5m、重さ340Kgもあるそうだ。写真はまだ被害前の”旧・巨大提灯”。

今回の散策は『小田原駅』からスタート。
ここから『小田原城址公園』の入口までは徒歩10分くらいです。

小田原城

『小田原城址公園』本丸広場に到着。
「菊花展」会場はちょうどお城の石垣のあたりです。
現在の天守閣は1960年（昭和35年）復興、本丸・二の丸等の小田原城跡は、国の史跡に指定され、「城址公園」として整備されています。
なお、天守閣への入館料は、大人510円、小中学生200円、開館時間9～17時（2021年11月時点）

小田原城菊花展（2020年）

菊と言えば、上の写真のような黄色い花を思い浮かべます。菊の定番タイプかと。

花弁が管状で外側は長く、内側は短い菊の種類を「管物（くだもの）」と呼ぶそうだ。管の太さによって、太管とか針管とか色々と分類されるらしい。何か奥が深そう。

「菊花展」でお馴染みの”菊のタワー”。

スプレー菊

「スプレー菊」なんて何だが聞きなれない名前ですが、茎が途中で、枝分かれして、数輪の花を咲かせる特徴があり、日本や中国原産の菊が西洋に渡って品種改良されたものらしい。

菊の盆栽

「盆栽の部」の展示。技術的な詳細はわかりませんが、どの作品も枝ぶりが見事。

小菊総合花壇（2020年）

小菊で飾られた「小田原城のミニチュア」はどことなくメルヘンチックなおとぎの国的雰囲気もあり、いい出来栄え。

小物もよく出来ており、思わず食い入るように見てしまいます。

赤い太鼓橋の上に、カメを発見。

小田原城銅門ですね。小田原市の案内を見る限り、小田原城のミニチュアと小菊の「総合花壇」は毎年展示されているみたいですね。
なお、「小田原城菊花展」の見学時間は、10時～16時、本丸広場にて開催。

「菊花展」を見終えて、『報徳二宮神社』の参拝に向かいます。

天守閣の建つ小高い丘を下って『報徳二宮神社』へ。

城址口鳥居

裏参道の鳥居前に到着。城址口鳥居と呼ばれています。少し遠回りになりますが、表参道へ回り込んで参拝します。
『報徳二宮神社』は二宮尊徳翁（二宮金次郎）を祀る神社で、明治27年（1894年）、二宮尊徳翁の教えを慕う6カ国（伊豆、三河、遠江、駿河、甲斐、相模）の報徳社の総意により、翁を御祭神として、生誕地である小田原に神社が創建されたとの事。（報徳二宮神社HPより）

表参道大鳥居