こんにちは。横浜市港北区にある『小机城址市民の森』で11月6日に開催された「竹灯籠まつり」に行ってきました。
城好きの方なら、よくご存知の「続日本100名城」に選出されている『小机城跡』は、竹林の遊歩道が素晴らしい公園・史跡として整備されています。
例年11月上旬の夜に開催される「竹灯籠まつり」は今年で18回目。すっかり、この地域の風物詩となり、竹林に灯される約4000個のローソクが幻想的な夜景を演出します。日中の散歩もお薦め。竹林に癒される隠れた名所的な場所ですよ。
道案内看板
最寄りの駅はJR横浜線『小机駅』。
『小机城址市民の森』までは、ゆっくり歩いて15分くらいです。
『小机駅』と言えば、横浜F・マリノスの本拠地「日産スタジアム」に一番近い駅。電柱の道標にも「マリノスケ」がお出迎え。
もう一人はハナミズキの妖精「港北区ミズキー」と名付けられた港北区のマスコットキャラクター。『小机城址』のご案内なので、甲冑を身にまとった”武将バージョン”のようだ。
しかし、区の単位で”ゆるキャラ”がいるなんて知らなかった。気づかないうちに増殖しているんですね。
会場案内図(配布チラシ)
筆者が到着した16時40分には、既に混雑しており、受付から100m以上の行列が出来ていました。だいぶ盛況のようですね。観賞ルートは決められており、要所要所に立つ係員の指示に従い進んで行きます。
「竹灯籠まつり」はNPO法人日本竹ファンクラブが主催しており、保全活動協力金として、一人500円程度を支援。
今年の開催時間は16時30分~19時(入場は18時30分迄)、恐らくコロナの件を勘案してか、前年より開始時間が30分前倒しされていました。
20分くらい並んで、やっと入場。
「竹灯籠」、やはり風情ありますね。
「天の川」をイメージした「竹灯籠」群。
遠くの三角を形づくるように積まれた「竹灯籠」がいい雰囲気。
竹オブジェアート展
”二の丸 おとぎワールド”と書かれた「竹オブジェアート展」展示場所に到着。
近隣の小学生達による「竹灯籠」作品。
顔型にくり抜かれた沢山の「竹灯籠」がお出迎え。
一番気に入った”竹オブジェアート”。やはり竹って”和っぽい”ですね。
竹に開けられた無数の穴が集まって形づくる模様をローソクの灯が淡く仄かに照らします。
竹で作ったドームの中の「竹灯籠」。
「本丸広場」へ向かう途中、谷に広がる竹林の中に沢山の「竹灯籠」が置かれた”最大の見せ場”に到着。
何とも幻想的な風景で、「いとおかし」の表現がピッタリ。
竹は成長が早く、ほったらかしにすると山が荒れ果ててしまうので、適度に間伐して保全育成する事が必要なんですね。
地道に頑張っていらっしゃる「NPO法人日本竹ファンクラブ」に感謝!
基本情報
・名称:小机城址市民の森
・住所:横浜市港北区小机町
・電話:045-311-2016
※北部公園緑地事務所
・駐車場:なし
アクセス
〇JR横浜線
『小机駅』より徒歩15分
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