こんにちは。
横浜の『山下公園』と『港の見える丘公園』へ秋バラを見に行ってきました。
春バラほどボリューム感と華やかさは無いものの色とりどりのバラと季節の花が咲き誇り、秋晴れの日の散歩にはピッタリかと。
山下公園中央口
『山下公園』と『港の見える丘公園』にある”バラ園”のはしご”は、山下公園中央口からスタート。共に見学自由の”バラ園”です。
山下公園、日本大通り周辺の歩道に埋め込まれた、横浜にちなんだものが描かれているお馴染みのタイル。種類が色々あります。写真のタイルは、「山下公園中央口」信号の横断歩道前のもの。
ガス灯が印象的な中央口入口には、たくさんの花々がお出迎え。
水の守護神
『山下公園』のお馴染みの風景である「水の守護神像」と遠くに見えるは「氷川丸」。
「水の守護神像」の周りには、いつも季節の花が植えられており、四季を通して楽しめるようになっています。今はケイトウが主役。朝日に照らされた薄ピンク色の穂が綺麗です。
回り込んで、正面から「水の守護神像」を眺めます。今日はいい天気になりそうです。なお、ここは噴水広場で「サンディエゴ友好の泉」と呼ばれています。「水の守護神像」は、横浜市とカリフォルニア・サンディエゴ市が姉妹都市提携を結んだ際に、サンディエゴ市からの寄贈されたもの。
脇役のピンクと白のジニアも「水の守護神像」の周りに植栽されています。ジニアも色んな種類があるんですね。
エルカミーノレアールのミッションベル
「水の守護神像」の周りに設置されたこのベルもサンディエゴ市との姉妹都市提携時に寄贈された「エルカミーノレアールのミッションベル」と呼ばれているベルらしい。
サンディエゴからサンフランシスコに至る道筋に設けられた伝道所を結ぶルートがエル カミーノ レアールと言う”スペイン国王の道”で、そのルートの確認に立てられたベルの複製をつくり送ったとの事。
未来のバラ園
噴水広場「サンディエゴ友好の泉」の隣に「未来のバラ園」と呼ばれる庭園があります。訪問日は10月17日ですが見頃でした。11月中頃までは楽しめるのではないでしょうか。
朝7時頃の散歩なので、「未来のバラ園」にはほとんど人はいません。たまにジョギング途中の方が足を止めて、秋バラの写真を撮っているくらい。
「横浜マリンタワー」と紫のバラのコラボ。「横浜マリンタワー」は現在改修工事中で、営業再開は2022年4月予定。
見れば見るほど印象深い紫のバラです。紫のバラにも色々種類がありますが、このバラの名前は不明。
モコモコした白い玉のようなバラ。これから花開く?のでしょうか。
黄色のバラのコーナーも見応えあります。朝日に照らされた様が綺麗ですね。
バラ以外にも色々な花々が花壇に彩りを添えていますが、今はダリアが見頃です。
『山下公園・未来のバラ園』から『港の見える丘公園』に移動します。
横浜人形の家とポーリン橋
『港の見える丘公園』には、ペデストリアンデッキのような高架歩道橋を歩いて行けば、3分くらいで入口に到着します。写真は奥に見える建物が「横浜人形の家」、手前の橋が「ポーリン橋」です。「ポーリン橋」から見る山下公園通りのイチョウ並木の紅葉は一押しの”秋の風景”。
イチョウもだいぶ色づいてきましたね。例年11月下旬頃に見頃を迎えます。
フランス山
『港の見える丘公園』のフランス山エリア。昔、フランス領事館があった場所です。大きな風車がフランス山のシンボルです。
開港の道
「開港の道」と呼ばれる観光ルートのマーク。JR桜木町駅~赤レンガ倉庫~山下公園~港の見える丘公園に至る全長約3kmくらいのルート。ルート上の路面に写真のようなサインがところどころにあり、迷わずに辿り着けるようサポートします。
愛の母子像
フランス山エリアにある「愛の母子像」。いつもは素通りしてしまうのですが、今回はじっくりと鑑賞する事に。ちょっと悲しい話ですが、以下、説明プレートから全文。
「昭和52(1977)年9月27日、横浜市緑区荏田町(現青葉区荏田北)に米軍機が墜落し、市民3人(母と幼い子二人)が亡くなりました。 生前に海が見たいと願っていたことから、この公園に愛の母子像の寄付を受け設置したものです。」
港の見える丘公園展望台
『港の見える丘公園』展望台に到着。横浜観光の定番スポットではありますが、横浜港を一望できる高台で、開放的な気持ちの良い場所。ここからベイエリ沿いを通って、みなとみらい地区までジョギングされる方も多いです。
遠く「横浜ベイブリッジ」を眺望します。
展望台横には、ガーデンネックレス横浜のマスコットキャラクター「ガーデンベア」。
秋バラも見頃ですが、ダリアも見頃。春バラの時期って初夏なので、日差しが少し暑く感じるのですが、秋のこの時期は太陽の光も少しやわらかい感じがじますね。
沈床花壇
このあたりから、これから行く”バラ園”のあたりは明治初めの頃、イギリス陸軍が駐屯、イギリス公使館が建てられた事から”イギリス山地区”と呼ばれています。「沈床花壇」も『港の見える丘公園』の見どころのひとつ。
大佛次郎記念館
沈床花壇の先にあるのは、愛猫家で有名だった小説家・大佛次郎の「大佛次郎記念館」。入口ドアの飾りも”秋っぽく”なっており、写真を一枚。
コロナ禍でマスクを着けていた日が多かった玄関前の猫ちゃん像。もう少しで取れるかも知れませんね。
もう一体の猫ちゃん像も健在。相変わらず凛としています。
横浜市イギリス館とバラの庭
丘の上に建っているのが「横浜市イギリス館」。丘の斜面に咲いている秋バラが見頃です。
”バラ園”は二つに分かれていて、「バラとカスケードの庭」と「イングリッシュローズの庭」。敷地は結構広いです。これを無料で見られるのは有難い。
丘の斜面に設けられたジグザグの遊歩道を上りながら秋バラをじっくり鑑賞。
丘の頂上付近に到着。黄バラの隣に咲いているラベンダーのような紫の花が綺麗です。調べてみるとアメジストセージ?
フランス・リヨン市から寄贈された白いバラ。説明板の通り、本当に純白ですね。
上品な薄オレンジ色をしたダリアですね。モコモコした玉のような花がたくさんあって見応えがあります。
チョコレートコスモス。宙に浮いているように見えます。この種類のコスモスは群生するよりも、数輪くらい花を咲かせているのがいい感じ。
色んな種類のバラがありますね。同じピンク系のバラでも随分と色が異なります。
ひょっこりと首を伸ばしたような感じが面白く、写真を一枚。
秋バラの脇役にしては随分と目を引く紫色の花。千日紅(センニチコウ)でしょうか。
ハロウィン飾り
今月末がハロウィンなので「イングリッシュローズの庭」には所々に”ハロウィン飾り”。
かぼちゃと千日紅のコラボ。
草むらに潜むかぼちゃ達。
基本情報
〇山下公園
・住所:横浜市中区山下町279
・電話:045-671-3648
・営業時間:見学自由、無料
・駐車場:あり(有料)
〇港の見える丘公園
・住所:横浜市中区山手町114
・電話:045-671-3648
・営業時間:見学自由無料
※フランス山公園開園時間
4月~9月:6~19時
10月~3月:7~17時
・駐車場:あり(有料)
アクセス
〇山下公園
・JR京浜東北線/市営地下鉄
『関内駅』より徒歩20分
・みなとみらい線
『元町中華街駅』より徒歩3分
〇港の見える丘公園
・JR京浜東北線
『石川町駅』より徒歩20分
・みなとみらい線
『元町中華街駅』より徒歩5分
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未来のバラ園⇒イングリッシュローズの庭⇒バラとカスケードの庭